■ GIDEONではギル(それともセムでしょうか)が「神に嫌われた少年(神に認められなかった少年)」、AMONではイゾメロンが「女神」と説明されていますよね。

ギルに試練を与えた存在と、ルシフェルやミカエルを創ったりイーノックを召し上げた神は同一の存在なのですか?

「神」が唯一絶対の存在なら、イゾメロンの説明である「女神」は何なのでしょうか?


天界の住人にも、みずから“神”と称するヤツが少なからず存在する。

GIDEONでいえば、ギルというヒトでありながら並外れた魂の持ち主に嫉妬して、神を名乗って試練を与えているということだ。もちろんこうしたことは、私の主である唯一絶対の神も知っているが、バカバカしいからいちいち咎めることはあまりしない。

いや、バカバカしいなどと言ってしまっては失礼だったね。ギルはもちろん、あの時代の人々にとっては深刻な事態だったはずだから。神はきっと、ギルが試練を乗り越えることをも見越して放置したんじゃないかな。そこにセムが干渉することも、きっと知っていたはずだ。

もし本物の神が試練を与えていたら、ギルだろうとセムだろうと敵うわけはない。それほど神は万能なんだ。

神話構想記

El Shaddaiから始まる、 壮大な神話構想の世界。 ※スマホ版サイトをご覧の方は右上の三本線をクリックするとメニューが表示されます。

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